車の個人売買にトラブルが多くなってしまう理由
お互いに気持ちよく取引を完了するために
個人売買においては、意図的に相手を騙そうとしていなくても、結果的にトラブルになってしまうケースがあります。
それは、お互いの認識の違いから生じるものがほとんどでしょう。
ディーラーや販売店など会社を通して購入する場合、規定や必要書類がしっかりと設けられています。
後々のトラブル回避のためでもありますが、その細かい書類の数々を面倒と感じる方も少なくありません。
そこで、個人売買の場合、その点が短縮できるというメリットもありますが、万一何かあった時には、やはり書類というものが判断材料となるため、それが無く、会話の中で伝えただけの場合、言った言わないの押し問答トラブルとなるでしょう。
お互いが、気持ちよく取引できるためにも、必要書類の整備と確認、受け渡しは必須事項でしょう。
悪徳な相手を事前に見極めるポイント
インターネットが普及してからというもの、通販や、個人売買が可能なフリマやオークションなどが人気となり、現在では多くの人が、それを利用しています。
通販やネットでの個人売買は、欲しいものをピンポイントで探すことができ、条件が合えば、店舗に行かずとも簡単に目的のものを手に入れられるという画期的なシステムです。
そのため、過去に販売されたものや、手に入りにくいものなどは、このような個人売買で取引できることが大きなメリットとなっています。
しかし、個人売買には、「直接的な取引がない」ことがメリットでもあり、デメリットでもあります。
売買の際には、ネット上でのやり取りで済ませられることが、時間のない人には利点にもなりますが、通販同様、実物を写真でしか確認できないため、その差分によってトラブルが起きることもあります。
また、そこを逆手に取った悪徳な人もいます。
破格や書類不要などの文言には、注意が必要です。